新築の流れ
1.縄張り:建物の配置確認
2.地盤改良工事・杭工事
3.土工事(掘削)
建物の形状に沿ってロープを張り、敷地と建物との配置関係を確認します。
地盤を強固にするため、地中に柱状のセメントを流し込みます。もしくは、
既成の杭を埋め込みます。
建物の基礎を作るにあたり、掘削を行います。写真下側の円形状のものが、地盤改良の跡です。
4.基礎工事
掘削後、鉄筋 → 型枠(コンクリートを所定の形に形成するための枠)→ コンクリート打設を行い、基礎が完成します。
6.コンクリート工事
5.鉄筋・型枠工事
基礎が出来上がると、引き続き、1階~最上階までの骨組み(柱・壁・梁・床)を形成します。
7.躯体完成
鉄筋・型枠が終わり次第、コンクリートを流し込みます。
コンクリート工事完了後、型枠をはずして躯体工事は完了です!
※躯体(くたい):鉄筋コンクリートでできた柱・壁・梁・床。建物の骨組みのこと。
8.各種仕上げ工事
(サッシ・ガラス・配管配線・ユニットバス等)
8.各種仕上げ工事
(断熱工事)
型枠解体後、サッシ枠溶接、床下・天井裏の配管・配線、ガラス取付、断熱工事、ユニットバス据付等を行います。
こちらは「内断熱工法」といって、 部屋内側に断熱材を吹付施工している様子です。“発泡ウレタン”と呼ばれる泡状の断熱材を、所定の厚さになるまで施工します。
9.木工事
(床・壁・天井下地組立)
床・壁・天井の仕上の前段階です。
いわゆる大工さん(正式には造作大工)の仕事で、仕上工事をするための下地組を行います。
10.内装工事
(石こうボード貼り)
下地組の上から、石こうボードを貼ります。ボードのない壁・天井面は、コンクリート面に直接仕上げを施工します。
10.内装工事
(クロス・フローリング貼り)
一般的に、壁・天井はクロス仕上げ、床はフローリング仕上げとなります。トイレや洗面所の床には、CFシートと呼ばれる、クッション性のあるシートで仕上げます。
11.完成
キッチン、照明器具、建具等を設置すると、部屋内は完了となります。